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経済所上の用語、概念などに関する記述として最も妥当なものはどれか

1.    租税は直接税と間接税に大分される。わが国では、消費者が払う消費税や勤労者が払う所得税は直接税であり、企業が払う法人税は間接税である。

2.    「規模の利益」(スケールメリット)とは、企業がその活動範囲を多角化させることによって、企業活動が効率化することをいう。一般に、規模の利益が存在する産業では完全競争市場が成立しやすい。

3.    政府が提供する財は公共財と呼ばれ、その例として治安維持や公共交通運送が挙げられる。公共財の特徴は、国民が、各自の納税額に応じて財やサービスの提供を受けられる点にある。

4.    スタグフレーションとは、景気停滞気に物価が下落する現象をいう。これに対して、景気が拡大期にあるなかで物価が下落する現象は、デフレーションと呼ばれる。

5.    国内総生産(GDP)とは、一定期間内に一国内で生産された付加価値の合計額である。付加価値は、総生産額から中間生産物(原料や半製品)の購入費用を差し引いたものである。